宗教儀式の一種として誕生したボウリングの歴史

ボウリングと言えば、誰でも知っているスポーツです。
では一体いつどこで発祥したものなのか、その歴史について紹介していきます。

かなり古くから存在するボウリングの歴史

今では、スポーツとして楽しまれていますが、元々の起源はスポーツではなく、宗教儀式の一種でした。

ピンを災いや悪魔に見立てて、ピンをボールでたくさん倒す事で、災いから逃れる事ができると考えられたのです。
なんと、古代エジプトのお墓からボールとピンが発掘されています。

つまり、紀元前5000年前にはすでに存在したという事なのです。

そして面白い事に、エジプトだけでなく、世界各国でその儀式は行われていました。
ただし、ピンの数や並べ方などは、統一されておらず、地域によって異なりました。
それが中世ドイツの時代に、ピンの数は9本で、並べ方はひし形に統一されたのです。

その後宗教家の間で人気のあるスポーツとして発展し、17世紀にアメリカにも伝わりました。
アメリカでは、スポーツをさらに楽しめるようにと、ピンの数を10本に増やし、並べ方も10本になった事で正三角形に変化しました。
これが、現在の形です。

日本ではいつ頃に伝来したのでしょうか?

実は正確に伝わった日が記録として残されています。
日本では江戸時代、西暦では1861年の6月22日に、長崎市で初めて「インターナショナル・ボウリング・サロン」がオープンしたのが始まりだとされています。1861年当時の長崎では、坂本龍馬が在住していました。

新しいもの好きで好奇心が強かった坂本龍馬ですから、プレーを楽しんだのかもしれませんね。

日本に伝来して以来、何度かブームが到来しています。

例えば1970年代には、プロプレイヤーである須田開代子、中山律子が人気者になった事で、ブームなり、たくさんのボウリング場が作られました。当時は全国に3697箇所も存在しました。
現在では844カ所にまで減少しています。

これは、ゲーム機などの出現により、娯楽が増えた事で利用者が減ってしまった事と、として1970年代のブームに建てられた施設が、老朽化が進み、廃業している事が原因です。
ですが、男女問わず、また年齢問わず、みんなで気軽に楽しめるスポーツだという事で、根強い人気があります。

近代始まったスポーツのイメージがあるので、紀元前5000年、そして日本でも江戸時代にすでに存在したと言われると驚いてしまいますね。